囲碁上達法|入門から初段・高段まで
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高段者(四段〜五段)の囲碁上達法

味、様子見など、プロの思考法を学ぶ


 碁の本当の面白さがわかってくるのが、アマ高段者の前半(四、五段)です。大きな碁会所の常連さんに一番多い層でしょうか。しかし、ここまで来るともうこれ以上強くなれる気がしない人も多いでしょう。「もう、満足」というところでしょうが、まだまだ強くなる余地はたくさんあります。

 それはアマ強豪の碁と自分との質的な差を自覚することです。もっとわかりやすくいえば、プロの思考法にどれだけ近づけるか、ということになります。そこで「プロの思考法」にはどんなものがあるか、アマ高段者向けの解説でよく出てくる用語を中心にいくつか挙げてみましょう。

味と味消し、利きと利かし、含み

 プロはとか含み利きなどの用語よく口にします。何となくわかったようで、実戦ではなかなか思いつかない概念です。これを深く理解することが飛躍につながります。また、これと関連して味消しなどの言葉もよく耳にします。弱い人ほど味とか含みなどの将来の可能性を閉ざして、味消しの手を打ちたがります。自分では利かしたつもりで、味消しを打っていることに気がつかないのです。

 味や利きがわかってくると、両にらみカラミ攻めなどの打ち方ができるようになります。棋力はワンステップ上に行くでしょう。

様子見、手抜き

 アマ高段者になってもわかりづらいプロの思考法に、様子見とか手抜きというものがあります。漫然と勉強するのではなく、こうしたテーマを念頭に置いて石を並べると効果が上がります。

 様子見は、相手の出方を見たうえで態度を決めようという高級戦術ですが、水面下での熾烈(しれつ)な読みくらべを要求されます。プロの碁では、解説されてもわかりづらいものが多いですね。

 また、定石の途中で手抜きをし、相手も手抜きをとがめず、他を打ち続けるというようなことも、プロの打ち碁にはよく現れます。手抜きをすぐにとがめる手はないのか? 相手に手抜きの部分を2手連続打たれたときの対処の仕方はどうなっているのか? わからないことだらけです。手抜きは全局的な形勢判断に関係しますから、総合力が要求されます。

面白くないけど大切なヨセ、形勢判断

 このほか、ヨセも強くなる上で重要です。ヨセの巧拙で20目くらいは違ってくる可能性がありますから。それに、ヨセは単に手の大きさや手順だけの問題でなく、死活がらみのヨセもあり、読みも要求されます。

 ヨセの名手といえば、古い囲碁ファンは石田芳夫九段をイメージするかもしれませんが、殺し屋で鳴らした故加藤正夫名誉王座も、きわどい死活がらみのヨセの妙手を繰り出し、半目勝負に強さを発揮しました。ヨセは単なる計算ではないのです。

 ヨセに強くなると形勢判断が正確になり、中盤の戦い方の戦略を立てる上でも強みになります。ヨセの勉強は面白くないので、アマはあまりやりたがりません。それだけに、手っ取り早く勝率を上げるのにも、ヨセの勉強は効果的です。

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