練習問題(解答) 石の取り方2
左上(3手の読み) 黒1と打つと黒のダメは2つから3つに増えます。一方、白3子のダメは3つから2つに減ります。前の問題1・左上の形と似ていますね。白2には黒3が3手の読みです。このあと白Aとついでも、黒Bとまとめて打ち抜かれます。
右上(出ギリ) 初心者が実戦でうっかりしそうな形です。黒5と穴の開いたところを出て、黒7と切る。これで白石がもぎ取れます。
左下(両アタリ) 黒9が正解。×と△の白石が同時にアタリになっています。この形を両アタリといいます。白は両方を同時に防げないので、取られると被害が大きい白石△(本体)のほうを白10と守ります。それなら黒11とポン抜いて、黒が強力になりました。
右下(キリ) 黒13と切り、白14とアタリの石をつなげば、黒15とこちらの石を取ります。白Cと逃げても黒Dまで。白地が突き破られ、大きな被害です。白のこの形も、初級者が気づきにくい形の欠陥です。こうなる前に白は13と守っておかなければなりません。
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