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石の取り方―初歩の初歩(アタリ)

 

アタリの次に覚える“逃げても取れる石”


 アタリの石を取ることを覚えたら、次のステップは、アタリにして次に相手がどう打っても石が取れる形を覚えましょう。  石の取り方

例題

 右の図の5つのブロックの形は皆、白◎が危ない状態になっています。次に黒がある地点にアタリを打つと、白はその石を助けることができません。黒はどう打つのでしょうか? ひと目でわかるようになると、碁が楽しくなります。


解説

石の取り方 解説 正解は右下の図、黒◎です。正解以外での手では白石を取ることができません。白はこうなる前に、守っておかなければなりませんでした。順番に解説をします。

右図左上 黒◎に打たれると、白Aと逃げても黒Bで取られます。

右上 黒にこう打たれると、白は逃げられません。白Cには黒D。

中央 白Eと逃げても、その上と右の黒石にぶつかり、黒Fと取られます。

 
上図左下 この形は実戦でよくできます。白Gと逃げても黒Hと取られるのはわかりますね。

右下 白Iと打つと黒◎がアタリになりますが、かまわず黒Jで白4子がまとめて取られます。

練習問題 石の取り方(黒番)

 黒が白石をアタリにすると取ることができます。黒はどこに打ちますか?
練習問題 石の取り方

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