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囲碁上達法―入門から初段・高段まで 初級囲碁講座―用語・死活・攻め合い
  ◎石を取る ◎囲碁用語 ◎初歩の死活 ◎初めての定石 ◎筋と形 ◎攻め合い…
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初級囲碁講座―用語・死活・攻め合いがわかる

 
「初級囲碁講座」は、初級段階で壁にぶつかってしまった方のための上達道しるべとなるものです。
 簡単な石を取る問題から、形や筋を知る囲碁用語、死活の初歩、初めての定石、攻め合いでよく生ずる「セキ」や「眼あり目なし」の攻め合い…などを詳しく解説しています。










1 石を取る問題(入門の復習)
2 囲碁用語1―初めての19路盤
3 囲碁用語2―定石・布石・置碁
4 初歩の死活
 (六死八活、隅の二線)
5 初めての定石(星に小ゲイマガカリ)
6 ツケノビ定石で覚える筋と形
7 攻め合い(セキ/眼あり眼なし)
8 攻め合い(コウ/手数を縮める)

「入門講座」の続編! 初級脱出のための道しるべ

 囲碁は入門者にとって実にとっつきにくいゲームです。ポンヌキから始まってゲタやシチョウ、三目中手まで教わったのに、実戦ではあちこちで石が死んでいく。一寸先も見えない状態で碁を打っていると、やがて碁に嫌気がさしてくるものです。

 最高に面白いはずの頭脳ゲームなのに、初級レベルで興味を失っていく。そうならないためにはどうしたらよいのでしょうか?

 この「初級囲碁講座」は、初級段階で壁にぶつかってしまった方のための「上達道しるべ」となるものです。

つまづき、停滞の原因はいろいろありますが…

 入門、初級段階で碁につまづき、上達が停滞する原因は人それぞれですが、技術的なことに限れば、おおむね次のようなことが考えられます。あなたに当てはまることがいくつありますか?

  ・取れそうな石、取られそうな石になかなか気がつかない
  ・序盤の十手くらいがどこに打っていいかわからない。
  ・定石を一つも知らない。
  ・石の形などの囲碁用語がほとんどわからない。
  ・石がすぐに囲まれて殺されてしまう。
  ・石がつながるだけで、なかなか地ができない。
  ・相手の石の攻め方が全然分からない。


 以上の技術的な問題点は、次のレッスンで段階的に改善されていくでしょう。

 初級レッスン(8ページ)の内容

   
1 石を取る問題(入門の復習)
 囲碁入門講座で解説した、ゲタ、シチョウ、オイオトシ、ウッテガエシ、ホウリコミなどの石を取る基本手筋を、問題形式で復習します。1手目が重要ですが、最後まで読むトレーニングをしてください。

2 囲碁用語1―初めての19路盤互先
 雲をつかむような19路盤の互先の布石について、囲碁用語を覚えるという形で解説しています。星、小目、高目、目ハズシ、三々から、各種のカカリ、ハサミ、シマリまで、布石段階の碁の定型が用語とともに覚えられます。

3 囲碁用語2―定石・布石・置碁から
 囲碁用語を知ることは、碁の正しい形や筋を学ぶことです。定石形からツケ、ハネ、ノビ、スベリ、コスミ、ツケノビなどを、また布石からは二連星、三連星、中国流の型を、また置碁の打ち方からはボウシ、肩ツキ、オシ、ノビなどの打ち方を学びます。

4 初歩の死活(六死八活、隅の二線)
 本レッスンは「ルールから始める入門講座10、超やさしい死活入門」の続きです。初級講座では、3〜5目のスペースの「眼の急所」に続いて、実戦的な初歩の死活として二線を這った石の死活の基本を、辺と隅に分けて解説しています。

5 初めての定石(星に小ゲイマガカリ)
 定石とは、隅を起点にして双方が最善を尽くした結果出来上がった、部分的に互角とされる手順のことをいいます。星に小ゲイマガカリの定石の中から、石が接触しない短手数の定石を解説しています。

6 ツケノビ定石で覚える筋と形
 星のツケノビ定石は、初心者が覚える形としては難しい変化を含んでいます。手順に現れない水面下の変化を、形や筋、攻め合いの手筋を中心に解説しています。ツケにはハネよ、ハネにはノビよ、黙ってサガる、ホウリコミ、ワリツギなど。

7 攻め合い(セキ/眼あり眼なし)
 眼のない石同士の単純な攻め合いでは、外ダメから詰めるのが原則です。攻め合いを考える上で避けられない、セキや「眼あり眼なし」などについて、基本的なことを解説しています。

8 攻め合い(コウ/手数を縮める)
 ダメを詰めるだけではない、少し複雑な形をした攻め合いの形について考えます。コウになる形や、相手の手数を縮める手筋について解説しています。

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