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囲碁上達法―入門から初段・高段まで 囲碁の知識/用語、うんちく、格言
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囲碁の知識/用語、うんちく、格言

 

4千年の歴史を持ち、世界に4千万人の人口を誇る囲碁は
人類史上最高級の面白い頭脳ゲームです


 囲碁は4千年前に中国で打たれ、日本でも奈良時代には貴族の間で打たれていたことが、文献でわかっています。戦後は現在のプロ組織が充実し、7大棋戦(タイトル戦)を始め、各種優勝棋戦が増え続け、現在は女流棋戦も含めると主要な公式戦の数は17にもなります。

 そうしたプロ棋士の活躍と共に囲碁人口も増え、高度経済成長期には公称1000万人ともいわれました。しかし、テレビゲームや各種モバイルゲームの浸透とともに、囲碁人口は減り続け、半減するに至りました。ひと頃は「ヒカルの碁ブーム」の影響で、囲碁人口の減少に歯止めがかかったかに見えましたが、それも一時的な現象だったようで、現在の囲碁人口はある調査によると280万人にまでに激減しています。      
 

日本の囲碁人口減少の
原因は?

 こうした状況を招いたのは、室内ゲームの多様化や電子化などの原因の他に、国際棋戦において、日本の棋士が中国に追い付かれ、さらに韓国にも負け続けるようになったことも、多少は影響しているのかもしれません。それと共に、囲碁が時間をかけてじっくり取り組む頭脳ゲームであることが、目まぐるしくブームが変遷するネット社会の中で不利に働いているということもあるでしょう。

欧米で増え続ける囲碁ファン

 しかし、その一方で世界の囲碁人口は増え続けていました。もともと囲碁は日本、中国、韓国、台湾といった漢字文化圏のみで楽しまれるゲームでしたが、日本棋院などの普及活動がじわじわと浸透し、今では囲碁人口は約4000万人にもなりました。世界の囲碁人口の半数は中国で、次に韓国日本台湾の順ですが、5番目から欧米の国が続きます。5位;アメリカ(20万人)、6位;ロシア(10万人)、7位;ドイツ(5万人)、8位;イギリス(4万人)と続き、9番にはラテンアメリカのブラジル(3万人)が入っています。

囲碁は無限の変化に富んだ、奥深いゲーム。
人工知能の研究に一役買う

 
 こうした囲碁のグローバル化とともに、近年研究が飛躍的に進んで人工知能(AI)の研究に囲碁が一役買っていることも、囲碁界の将来にとって明るい材料かもしれません。囲碁は実にシンプルなルールでありながら、無限の変化にとんだ奥深いゲームであり、論理(セオリー)と感覚(直感)と読み(推理・計算)という異なる脳力の総合力によって勝敗を争うゲームです。

 このコーナーではそうした囲碁に関する知識を、さまざまな角度から提供していきます。基本的な囲碁用語の説明から、話の種にもなる薀蓄(うんちく)、そして上達のヒントとなる囲碁格言などをぜひお楽しみください。

囲碁由来の言葉―「八百長」の意味は元々よい意味だった!?
碁のうんちく 囲碁を日本に伝えたのは?
囲碁の別称 手談、烏鷺、爛柯、方円の由来
コンピュータ(AI)が最強囲碁棋士を超えた意味

 なお、次に日本の囲碁の歴史(奈良時代〜戦後)を簡単に書き出してみましたので、興味ある方はざっと目を通してください。

日本の囲碁の歴史

弁正法師が少年時代に唐に留学(701〜703年)。囲碁が上手なので厚くもてなされた(「懐風藻」に記述)
・唐の留学生、が帰国。囲碁を初めて日本に伝えた人物との定説の真偽は
が碁を打っている最中に口論になり、相手を剣で切った(続日本紀記載)
清少納言枕草子の「心にくきもの」「したり顔なるもの」の段などに、囲碁に関するエッセイを綴る
源氏物語の数カ所に囲碁を打つ様子を描写
織田信長本因坊算砂を「そちはまことの名人なり」と称揚(1578年)。これが「名人」という称号の起こりとされる。なお、「本能寺の変の前日に御前で打たれた碁で3コウが生じた」との言い伝えは、後世の創作とされる
臣秀吉、碁の持つ戦略性に目をつけ、本因坊算砂に武将の前で講義をさせる
徳川家康碁所・将棋所を創設し、本因坊算砂をその任に当たらせる(家元の誕生)
・江戸時代に、将軍御前にて御城碁が打たれる。道策、秀作など後世に残る優れた棋士が数多く誕生
・明治維新で囲碁の家元制が崩壊
・1879年、村瀬秀甫、囲碁結社「方円社」を設立
・1923年、東西の棋士が集まり日本棋院を設立
・戦後、呉清源が十番碁で当代のトップ棋士を次々と連覇。日本中が湧く
七大棋戦(タイトル戦)が出そろい、現在に至る
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