ポンヌキとアタリ
石の取り方 |
囲碁は陣取りゲームですが、石の取り方=ポン抜きから教えるのが普通です。囲碁本来の目的である「地の囲い方」の説明は、ややこしいので後回しにします。
相手の石の四隅をすき間なく囲むと、相手の石が取れます。斜めは関係ありません。
左上 黒の番だとすると、Aの地点に黒が打つと、白石を取ることができます。取った石は取り除いて、自分の碁笥(ごけ=碁石の入った容器)のふたに入れておきます。
白の番なら、Aに打てば白石は取られません。
右上 白石を取り除いたあとの形です。4個の石で1個の石を取ることをポンヌキといいます。俗に「ポンヌキを覚えて30級」といわれますが、実際は40級、50級の人もいます。
中央 黒がBに打つと白石2個を取ることができます。
左下 一番端にある白石は黒Cと打って、3個の石で取ることができます。
右下 四方をすき間なく囲めば、何個でも一度に石を取ることができます。黒がDに打てば、×印の白石3個が取れます。白番なら、Dに打って白3子を助けます。
なお、図のように次に石が取られる状態をアタリといいます。将棋でいえば「王手」というわけですが、もちろん実戦では「アタリ」などと声をかける必要はありません。
練習問題 アタリの石を取る(黒番) |
黒はどこに打つと、どの白石を取ることができますか?
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